こんにちは!アグリクインテットの滝川です。
前回書いた、果物を使ったスイーツ作りの続きです。次はメロンスイーツに挑戦しました
メロンと言えば渥美半島!
渥美半島ではメロン栽培が盛んです。濃厚な甘さと香り、ほどけるような柔らかな果肉の温室メロンの代表、マスクメロン。さわやかな甘さと、ついつい食べ過ぎてしまう程の、あきない美味しさのイエローキングなどの露地メロン。それぞれ特徴があり美味しいですね。
そのマスクメロン1個を、思い切って丸ごと使いました。そして作った物は
メロンまるごとケーキです。
メロンの中身を全部くりぬいて、その中に生クリーム、メロン、カステラをそれぞれが層になるように順番に重ねて、最後に蓋をしてメロンの初めの形になるようにした物です。
食べる時に切り分けますが、それまではメロンの元の形です。
今回使用したものは、メロン、生クリーム、カステラ。アクセントにぶどうとスイカです。
簡単にできないかと思い、スポンジケーキの代わりに市販の切り出しカステラを使いました。カステラは、スーパーで198円で売っていたお値打ち品です。好きな大きさに手でちぎりながら調節でき、とても便利だと思いました。他にも使い道がたくさんありそうです。あとは生クリームを泡立てるだけ。他に果物を入れる場合は準備しておきます。
そして、ケーキ作りをはじめます。まずは、メロンケーキのふたになる部分を切り、とっておきます。そして、ここからはメロンの中身を大きいスプーンでくりぬきます。果肉と果汁を別にしておきます。すごい果汁が出たので、メロンジュースにできそうです。それから、中身をくりぬいたメロンをさらに水分が抜けるように逆さまにしてみました。大体の準備が終わりましたが、最後にキッチンペーパーでメロンの中の水分を吸い取りました。
あとは、順番に中身を層になるように重ねていくだけです。途中で変化をつける為に、ぶどうとスイカを使いました。
真ん中の茶色のはカステラの焼き目の部分です。詰める時も焼き目の部分もそのままにして使っています。そして最後の層まで詰めたら、初めに切っておいた、ふたをして完成!
出来あがったら、冷蔵庫に入れて冷やして休ませれば良かったのですが...どうしても待ちきれずに切ってしまいました。案の定、クリーム部分が柔らかすぎて断面が滲んでしまいました。そしてぶどうの部分が少し斜めになっていますが、ここからさらにタテに切り分けていきますので問題ありませんでした。
そして食べてみた感想は、メロンの濃厚な甘さと生クリームの甘さに、皮ごと食べられるぶどうの酸味と皮の食感がアクセントになりました。さらにスイカのサクサク感とさわやかさが加わり良い組み合わせになったと思いました。果物はそのまま食べるのが一番好きですが、たまにはこうして手をかけてみるのも、違う楽しみ方が出来て良いものだと思いました。