現在日本では、農業従事者の高齢化が進み、65歳以上の割合が7割を占めています。
新たに農業を始める新規就農者も少ないことから、すでに労働力不足が問題となっています。
慢性的な労働力不足を背景に、短時間でもいいから人手を確保したいという声も少なくありません。
今回は急速な広まりを見せているスポットワークのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
スポットワーク(スキマバイト)とは?農家側のメリット・デメリットと活用方法を解説!
スポットワーク(スキマバイト)って何?
スポットワーク(スキマバイト)とは、1日単位で雇用する短期間のアルバイトのことです。
継続した雇用ではなく、1日単位での雇用が特徴です。
「子供が学校に行っている少しの時間に働きたい」
「仕事が休みの日の副業をしたい」
「定年後、週に2〜3回だけ外で身体を動かしたい!」
そんな方々の需要にピッタリな働き方です。
スポットワークが広がった背景
スポットワークが広がった背景には、深刻な労働力不足があります。
特に農業は高齢化も進み、新規就農者も多くありません。求人広告でアルバイトを募集しても、応募が集まりにくいのが現状です。
短時間でも人手を確保したいという声も多い中、スポットワークは応募のハードルも低く人材確保しやすいことから、農業の分野でも活用が進んで来ています。
スポット雇用のメリット3選(農家さん側)
・必要なタイミング、必要な時だけ人材確保できる
急なパートさんの休暇などで、労働力が減ってしまった時や繁忙期など忙しすぎて作業が追い付かない時などに人材確保が出来ます。
・面接や履歴書の確認などの時間が省ける
忙しくて求人を出しているのに、雇用するために何人も面接しているとそれだけで何時間も時間を取られてしまいます。
スポット雇用は面接や履歴書の提出もないので、その手間が省けます。
・実際に働く様子を見て長期雇用も出来る
いきなり長期雇用するのが不安な農家さんは、単発で雇用し働き方や人柄を知った上で長期雇用も出来ます。
スポット雇用のデメリット3選(農家さん側)
・面接で、事前確認ができない
登録情報である程度確認は出来ますが、事前に仕事を開始する前にワーカーとのやり取りを行うことが難しく、当日まで情報が限定的です。
・スポット雇用なので、毎回違う人が来る
毎回新しい人が来るので、その都度仕事を教えなくてはいけません。
・当日キャンセル(ドタキャン)の可能性がある
当日キャンセル(ドタキャン)はスポット雇用に限ったことではないですが、事前のコミュニケーションが少ない為その可能性はあります。
急な欠員などのリスクを下げるために、事前に登録情報やワーカーの評価を確認し、信頼性の高い人材を選ぶと良いです。
まとめ
スポット雇用は農家さんの「繁忙期の時だけ人手が欲しい」「パートさんの急な休みで人手が足りない」といった需要とマッチしています。常時雇用とは違い、人手が欲しい時にだけ雇用できるため、スポット雇用する農家や企業は増えて来ています。
メリット・デメリットを理解したうえで、上手く活用すれば人材確保もでき、ご自身の作業効率もあがるのではないでしょうか。
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