農業・福祉の分野で大注目の「農福連携」とは? 「農福連携」に積極的な豊橋・豊川の福祉事業所5選!!

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こんにちは!
私たちアグリトリオは、昨年に引き続き、2023年も「農福連携相談窓口」を愛知県より受託することになりました。

「農福(ノウフク)連携」とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。

ご存知の方からすると改めて説明することではないかもしれませんが 、高齢化や担い手不足に悩む「農業・農村における課題と障害者の雇用といった「福祉(障害者)における課題」の双方の課題が解決できると、農林水産省や厚生労働省が推進しています。

目次

■メリットとデメリット

農福のメリットは、
就労人口の減少や農家の高齢化が進む中で、働く場を求めている障害者を受け入れることで必要な人材を確保することができます。

逆に
農福のデメリットは、
障害にあった農作業を提供することや、農機具を使う際などに安全性に気をつけるといったことがあげられます。

デメリットに気をつければ、農福連携は農家にとっても福祉の業界においてもwin-winな関係が築けるとアグリトリオは考えています。

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■「農Care」について

そのことをベースに、我々は福祉施設と農家さんを繋ぐことに特化したプラットフォーム「農Care」を実施しています。
「農Care」は農業を始めてみたくても、農家さんとつながりがなかったり作業がしっかりできるか不安で一歩を踏み出せない福祉事業所さんに
農業を始めるきっかけとなるサービスになっています。小規模の作業量から請負可能で、今後農福の取り組みを検討されている事業所さんには是非ご利用頂きたいです。
福祉施設の担当者さまが施設情報などを登録し、施設の利用者さんと農作業をご確認いただいて、実際に農家さんでお仕事をしていただく簡単なしくみです。

農Careでマッチングが成功している事例としては

・ミニトマトハウスの管理・清掃
・ミニトマト収穫用パレットの洗浄
・切り花収穫後の根を片付ける作業
・ラディッシュの出荷前調整作業
・白菜の入った段ボールの運搬 など

1時間~2時間の作業を複数名で取り組め、判断に迷いのない作業がとても相性が良いです。

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■農福に関して積極的な豊橋・豊川の福祉事業所を5選!

そういった取り組みを行う私たちですが、ここの施設は「農福」に力を入れているな、
と感じる事業者さんが豊橋・豊川にはたくさんあります。

そこで突然ですが、「農福連携相談窓口」を愛知県より受託している私たちの考える 農福に関して積極的な豊橋・豊川の福祉事業所を5つ!ご紹介させていただきたいと思います。

①特定非営利活動法人クオーレ

就労移行「インクル」、B型「ココポルタ」(愛知県豊橋市)→就労移行サービスにも農作業を取り入れ、安定的に農家のスポット需要に貢献している。
☆「農福」に熱心なポイント: 施設の利用者さんの7割が農家さんのところでお仕事をしている、作業時間が長いなど・・・
HPはこちら

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②特定非営利活動法人 ユア ウェルフェア

B型事業所「ユアケミスト」(愛知県豊橋市)→支援員の指導に定評があり、1日10人以上で農作業できるのが特徴
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③一般社団法人ラ・セーヌ

B型事業所「アトリエ・ルナール」→トマト農家さんの仕事を主に担当している。
農作業の日を複数日取り入れ、中間管理~片づけまで対応可能。

④特定非営利活動法人 生活介護事業所「昴」

施設外での作業が難しいので、内職でできる仕事を幅広く行っている。
ラディッシュの葉や根を切り落とす作業が代表的。
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⑤株式会社るるまる

B型事業所「ハピラコ」
複数の支援員同行の元、農作業を請け負います。力作業~袋詰めなどの細かい作業まで幅広く対応できることが魅力。
HPはこちら


どの事業者さんも積極的に農福連携を取り入れています。次回は、農福連携の事例を取り上げさせていただきますね 。
農業×福祉で地域を元気に!これが、私たちの思いです。

■農福連携に初めて取り組む農家さんを取材

農Howを利用している農家さんが初めて農Careで農福連携に挑戦したお話です。
農Careを通じて農福連携に取り組んでいる現場と農家さんと福祉事業所の方々のお話を事例と共に紹介しています。
農福連携に興味がある方は是非チェックしてみてください!

農福連携の取り組む農家さんと福祉事業所が考えていることとは?農Careでマッチングしたトマト農家の現場を取材しました!