田植えっておもしろい!

こんにちは!アグリクインテット新潟在住の八幡です。
先日、新潟県南部中魚沼地方の津南町にある"グリーンピア津南"というホテルで
農業体験と宿泊がセットになったプランを家族で体験してきました。

農業体験は、田植えと夏野菜の苗を植えるというものでした。
野菜の苗を植えた経験はありましたが、田植えはさすがに、
関西出身の私たちには人生初の貴重な体験!で、夫婦で特に楽しみにしていました。
ちなみに小学5年生の息子は学校で体験済。さすが新潟です☆

ホテル到着後、インストラクター的な方と合流し、
まずは田植えの為、ホテルのワゴン車に乗せていただき、
目的の田んぼに移動しました。

到着後、説明を聞き、苗を植える為の目印をつける作業から開始です!
田植え定規その2.jpg
この木の道具初めて見た!という方も多いかもしれません。
その名も"田植え定規"です。

苗を一定の間隔で植えられるよう、転がして田んぼに目印をつける農具で、
ゆっくりと押しながら転がしていくと、四角い跡がつきます。
その四角の縦横の線の交差した点に苗を植えていくんです!

田んぼ一面に田植えをすることは、時間的に、
また素人の私たちの技量的に((・_・;))、無理だったので、
田んぼ一枚の面積の六分の一くらいに印をつけさせていただきました。

そして、今回の主役、稲の苗がこちらです!
苗.jpg
見るからに活き活きとしています!
しかも品種はコシヒカリ☆
更に、津南町は魚沼地方に入るので、無事に育ってくれれば、
"魚沼産コシヒカリ"が収穫できるということになります!!

テンションが上がる中、私は初めて田んぼに足を踏み入れました!
5月の末、晴天の日だったのですが、
田んぼの中はひんやりとしていることにます驚きました。
(水は苗場山麓からの雪解け水を引いているそうです!)

そしていよいよ実際に苗を植えます。
上の写真の苗のかたまりを手で割り、小さなかたまりにしたものを田んぼの中に
あらかじめ置いておきます。

各自がその小さな苗のかたまりを手に持ち、そこから更に小分けにしつつ植えます。
田植え定規でつけた目印1か所につき、4,5本の苗を植えていきます。

その時教わったのは、植える手は、"鶴の頭から首にかけての形"をイメージし、
苗を田んぼに置いたら、倒れないように右か左どちらかに
手で泥を寄せるようにするということでした。

やってみると、「なるほど!」上手くいきます!
こういう細かいことは実際にやってみてわかるコツなんだなと実感しました。
(植えている時は手が泥だらけなので、写真撮影ができず。ご了承下さいm(__)m)

そして、田んぼの中は、想像以上に足をとられるもので!
私だけ田植え用の田植えブーツ(長靴のような)をお借りしたのですが、
苗を植えている時、何度か足が抜けなくなって、
ブーツのはき口を引っ張り上げて足を抜きました((・_・;)

インストラクターの方、そしてワゴン車を運転してくれた方を含めて
合計5人で1時間くらいの田植え後がこちらです↓
田植え後.jpg
短時間でしたが、楽しくて夢中になって植えました。
(歪んでいたり、倒れそうになっている苗もありますが(・_・;))
これを田んぼ1枚分となると大変だということは容易にわかりました。
昔の人って本当にすごいと思います。

そして翌日、自分たちが植えた苗の様子を見に行ってみました↓
田植え翌日.jpg
泥が落ち着いて、水が透明度を増している分、
私たちの作業の足跡がよくわかります。(笑)

どうか秋まで、無事に育ってくれますように、
収穫できますようにと願って来ました。
秋の収穫の時期にタイミングが合えば、また訪れたいと思っています!

お米を主食とする日本人として、貴重な体験ができたと思います。
田んぼに入ったひんやりとした感覚、田んぼを上から照らす太陽の暖かさ、
田んぼの水の中で見た、小さな虫やカエルの姿も活き活きとしてとても新鮮でした。

そのような感覚を体験したことで、これからお米を食べる時、今までとは
また違った味わいを感じられそうです。

繁忙期の人手不足のお悩み、農Howが解決します!
農Howアプリイメージ画像
今すぐアプリをダウンロード
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう