菊の定植作業は慣れれば楽になる？コツはあるの？

菊の定植作業

農Howのお仕事の中、年間を通して菊の定植作業があります。

渥美半島で栽培が盛んな輪菊です。気品があり美しく、丈夫で長持ちするとても素晴らしいお花です。

菊の作業はハウスの中なので、雨で中止になる事もなくお天気の心配もいりません。

農家さんによって土の状態や植える本数や植え方などの違いがあるので、作業マニュアルで確認し当日の指示に従い植えていきます。定植作業になれて何度か応募するうちに「こちらの農家さんはこうやるんだ～」と色んな違いを知る事もあり、毎回新鮮な気持ちで働くことができます。

定植作業が初めての方の中には、腰の痛みや翌日筋肉痛になったなどお聞きする事もありますが、はじめは誰でも疲れたり足腰が痛くなることがあると思います。

私は筋肉痛になると「普段使わない筋肉をいっぱい使ったのね」や「昨日は頑張ったんだ～」と思っています（笑）

定植作業はやればやるほど体が慣れて、だんだんスピードも速くなります。

その頃には、また応募したい！と楽しくなってきているかもしれませんね♪

菊の定植作業にハマる⁉

私が菊の定植作業にハマる理由を考えてみたら、とても大きいのは全て植え終わった時の達成感と爽快感です。一本一本コツコツ植えるという地道な作業を繰り返し、途中の疲れもある中で最後の一本を植え終わる瞬間です。「やった～終わった～」

途中の疲れはこの瞬間に忘れてしまう程です。

ハウスを出た時の外の風の心地よさを感じ、すがすがしい気持ちになります。

体は疲れているはずですが、びっしり植えられた苗の緑の多さに「こんなに沢山植えたんだ！がんばったぞ」という気分になり嬉しくなります。

植え方

道具が有りの場合と無しの場合があります。

マニュアルや当日の指示通りに、どちらの場合も水をかけた時に苗が倒れない程度の深さに植えます。道具は慣れてくるとテンポよく使う事ができるようになり、とても植えやすいと感じるようになります。

足腰の痛みなど

定植作業は土の上にしゃがむ体制のまま横に進みます。普段の生活で長時間このような体制でいる事が無いのでどうしても足や腰がしびれたり痛くなる事があります。

慣れない体制で体に力が入り、体制を維持する事がつらくなる事も。

そのような時は、その場で一度立ってみる。それだけでもかなり違いますが、その時に腰や足をよく伸ばしておきます。痛いままだと作業が進まずに気持ち的にもつらくなってくると思いますので適度に伸ばすのはおすすめです。

足元の土が水でドロドロだったり通路が狭い時もあるので、自分の体が安定するしゃがみ方で植える事ができれば良いと思います。

私は人より体がものすごく硬いので、しゃがむときはカエルの様に足を少し開き気味にして安定させたりしています。

慣れないうちは「全然進まない、みんなのスピードが速い」と感じて焦る事もあったり「最後まで植える事できるかな」と疲れから思う事があるかもしれません。誰でも初めはみんな疲れたりするのは同じです。一本一本コツコツと、ゆっくりでもしっかり植える事が大事だと思います。

私は、「この苗が立派で美しい菊になるんだ」とか「今日はたくさん働いたからご飯が美味しいぞ」と思いながら植えたりします。

まとめ

菊の定植作業は、初めは誰でも足腰が痛くなったり筋肉痛になったりすることがあると思います。自分なりに安定する体制で植え、適度に立ったり足腰を伸ばしたりしていくと良いと思います。

コツコツ地道な作業ですが、作業後の達成感と爽快感を体感できる貴重な体験だと私は思います。

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