こんにちは!アグリクインテット新潟在住の八幡です。
こちらでもだんだんと日差しが強くなってまいりましたが、
先日、久々に農howで作業に行かせていただきました!
新潟市西区の海岸近く、砂丘地にあるすいか畑での作業です。
こちらの地域、以前にもブログで書かせていただいた
ブランドさつま芋(いもジェンヌ)で有名なのですが、
夏はとっても美味しい"スイカ"が栽培されているんです!
久々の作業で少々緊張しつつ、
熱中症対策を意識した持ち物や服装準備、
マニュアルも何度も何度も確認し、当日を迎えました。
農家さんの自宅前に集合後、トラックで先導していただき、畑に到着!
ビニールのトンネルが延々と広がっています。
こんなに広いんですね!と思っていると、
まだいくつも畑をお持ちだそうで。
すごいとしか言いようがありません!
ちなみに、写真の奥に見えている木々の向こうに道路が一本通っていて、
その道路の奥がすぐ日本海!というロケーションです。
この日の作業内容は、
・ビニールトンネル内のスイカの蔓をかき分け、
スイカの実の下にプラスチックのトレーを敷していく
・スイカの実のすぐ上の蔓に交配した日別にクレヨンで印をつける
というものでした。
ビニールのトンネルは腰くらいの高さでしょうか。
なので、作業は畑にほぼ座った状態で行います。
トンネルをめくって中を見ると、
こんな風にスイカが順調に成長しています!!
蔓が生い茂っているので少しわかりにくいですが、
3個の実がなっています。
標準的には、1つの親(!?)蔓から3つの実ができるそうです。
ちなみに、品種は"スリーセブン"だそうで、
大玉サイズのスイカです。
その実の下に、敷いていくのがこちらのプラスチックトレー↓
これを一つ一つ敷くことにより、日光を実の下の方まで
十分にとどかせることができるそうです。
そうすることで、スイカがお尻までちゃんと濃い緑色になり、
美味しくなるそうです☆
こちらが、実の下にトレーを敷いた状態↓
(見にくくてすみません...)
本当に1つ1つです。
しかも、スイカの蔓は弱い為、丁寧に触らなければならない
ということを一番最初に教えていただきました。
トンネル内で蔓の中から実を探す時も、
蔓を優しくほどくようにしないと、力を入れると
簡単に折れてしまうということで、注意が必要でした。
その後、実のすぐ上の蔓がどの蔓につながっているかを探り、
その蔓についている色と同じ色のクレヨンで色をつけます。
右が赤色、左は青色のクレヨンを塗っているのが
おわかりいただけるでしょうか?
交配した日別で色分けされていて、
出荷する際の目印になるというわけです。
これだけ手間をかけて、大切に育てられていたなんて!!
今回の作業で私が最も印象に残ったことです。
このまま順調に成長して、
無事に出荷の日を迎えられることを願いつつ、
この日の作業を終えました。