農業で働く子育て中の主婦の実体験！農業は働きやすい！？

子育てしながらの仕事探し、農家で働くきっかけ！！

私は現在いわゆる「子育て世代」で、まだ子供が小さく急な子供の体調不良や学校等の行事などがあり、仕事に就きたいけど、働きに出るのを躊躇していました。短い労働時間、子供の長期休暇、そして急な休み、そんな条件で雇ってくれるところはあるのだろうか。
そんな時、友人が働いている農家さんは、急な休みにも対応してくれ、行事や長期休暇などの休みも快く承諾してくれるという話を聞き、友人からの紹介で農家さんで働くことになりました。

なぜ農家で働こうと思ったのか。そもそも最初は自分が農家で働くという選択肢はなかったんです。
会社勤めしかしたこと無く、農業とは無縁だった私が農家での仕事を選択肢に入れた理由は、まさに農家で働くママ友の話を聞いたのがきっかけです。意外にも、ママ友たちは農家さんで働いている方が多かったんです。
理由はやはり「融通きかせてくれるから！！！」そして、「意外と楽しいよ！」。
そんな話を聞いて、思い切って農家さんで働こうと思ったんです！

私が働いていた農家さんでは、パートの時間は基本午前中。繁忙期は午後も働いている方もいました。私のような子育て世代の主婦や仕事を引退した方、長期連休の時は学生の方などいろいろな世代の方が働いていました。

なぜ働きやすいの？農家さんでの働き方。

では、なぜ農家さんでは働きやすいのか。
農家さんによって違うところもあるとは思いますが、まずはシフト制ではないこと！
私が働いていた農家さんは、出勤できる日に印を打つだけでよかったんです。前日までなら何度だって変更が可能。
仕事に行く日がシフト等で縛られてない為、子育て中の主婦にとっては安心して働きに行きやすいですよね。そして、体調不良等での急な休みでも、代わりの人を探すなどといったこともしなくていいんです。
もちろん、農家さん側も急に休まれて困らないわけでもないのですが、農業は"何人居ないといけない"という縛りがない為、対応しやすいのだと思います。

そして一番気がかりな子供の長期休みの期間。作物によって違うところもあるとは思いますが、夏休みの期間、ハウス栽培は植え替え時期の作物が多く、収穫などといった作業もない為パートさん自体をお休みにしている農家さんも多く、まさに、子育て世代の主婦にとってはうってつけの仕事だったんです。

農業のイメージ「大変そう」から「楽しい！」に変わった！！

実際働いてみて・・・一言で言うと、農業楽しい！！
仕事だけの楽しさだけでは無く、普段いろんな世代の方と話をする機会がなかなか無いので交流も楽しい！！
そして長く働いていると、苗から日に日に大きくなるのを見守り、そして実に成長するとなんとも言えない感動を味わえます。まるで我が子が成長して巣立ってくような・・・（笑）
農家の仕事は、作物や時期によって作業が色々あるのですが、当日行って「今日は〇〇作業してください」と指示を受け、仕事を始めます。毎日同じ作業を淡々とするわけでは無いんです！
毎日代わり映えがないと飽きてしまうと思う方でも楽しく作業できます。外で思いっきり動いて働きたい人、手先が器用で細々した仕事が得意な人、淡々とした作業がしたい人、どなたにでも向いている仕事だと思います。
そして、なぜその作業が必要なのか、その作業をしないとどうなるのかを教えてもらえるので、勉強にもなります。知らないことがたくさんあって面白いんです！
家庭菜園される方は参考になると思います。

もちろん大変なことや難しいも作業もありました。
ハウス内は春ごろから気温がぐんぐん上昇し、外は陽気な気候でもハウス内は真夏状態。夏が本格的になる７月頃からはサウナ状態で、ハウスに足を踏み入れただけで汗だく。
作業中はこまめに外に出て水分補給しながら休憩しないと熱中症になってしまうので注意が必要でした。
ちなみに私は熱中症にはなりませんでしたよ。どちらかというと、普段あまり汗をかくことが無かったので、汗をかくことが気持ちいい！健康的！と思ってました（笑）
作業内容としても、作物はひとつとして同じものは無いので、マニュアル通りにはいかず慣れるまでは何度も確認しながら作業をするのが大変でしたが、農家さんもその都度丁寧に教えてくれるので、安心して作業することが出来ました。難しい作業でも繰り返すうちにパターンやコツを掴んで自然と一人でも作業をこなしていくことが出来る様になっていけたんです。

実際働くまでは、「大変そう」と言うイメージしかなかったのですが、それ以上にみんなで作物を丁寧に育てていく楽しさのほうが勝つんです。大変な作業、難しい作業もありますが、仲間と一緒に協力しながら作業していくので、仲間意識も強まります。
農業は自然を相手に作物を育てます。天候や気候も毎年同じではないので農家さん自身も、同じ作物を栽培している農家さんの話や経験を聞いて、今年はこうしてみようと毎年試行錯誤しながら栽培しているそうです。農業はとっても奥が深いんです。

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そんな方には是非、農業で働くことも検討してもらえると良いのではと思います。
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